そうだなあ、なんについて書こうか。
じゃあ、今日は「アルバムの曲順」について。
アルバムといえば先日CPJの4th「ART IS FOR THE SPIRIT」がリリースされたばかりだが今回は私、四十一郎が曲順を決めさせていただいた。
iTuneなどでの単発買いが市民権を得てきて久しいが、やはりアルバムという買い方、聞き方はまだまだ健在だ。
なぜいまだ人はアルバムを…という問いには今日は答えないでおこう。
さてそのアルバムだが、アルバムには複数の曲が入っている。
当たり前だが、複数の曲を一斉に聴かせるわけにはいかない。
だから順番に聴かせるというのがアルバムの「基本構成」となる。
この基本構成は、いわば骨、それも背骨である。
これをアンバランスに組み上げると足腰立たなくなる。
それがカッコイイ!っていうアルバムも無いことも無いが、やはり最初から最後まで「飽きずに」「楽しんで」聴いてもらうにはストーリー、パターンなど何らかの「仕掛け」が必要になってくる。
それは起承転結のある小節のようなものかもしれないし、もっと感覚的に流れを大切にしたエッセイのようなものなのかも知れない。
今回の4thは「Chaos」が全面に出ているとライナーノーツでも解説したが、ここでの仕掛けは「Chaosだと思わせる構成」が肝になるわけだ。
だからリスナーの気持ちを読みながらも裏切るような構成を考えることがこの仕掛けには有効に働く訳である。
では順を追って区分してみよう。
1〜3までは順目。
いわゆるキャッチーで勢いのある曲を連発して引きつける。
よくあるアルバムの手法だ。
4で勢いは殺さないけど、アレ?感を芽生えさせる。
5〜7は完全に背信行為。
お金を払っていたら怒りすら覚えるだろう。
ここでは即効性のあるChaos感は無く、後々のための時限爆弾を置く感じだ。
続きを聴くのをやめる人が出てくる第一ポイント。
8、9とまったく毛色の違うものをポンと置く。
散っていた意識が再び戻る。アーティストに対する意外性とChaosの感覚が生まれる。
10は息抜きと同時に笑いを取り、5〜7で買った不信感を拭う。
11は引き締め効果。
12は再び緩み。スモールウェーブが発生しつつある。
13でいよいよ分からなくなっていき
14で考えるのがめんどくさくなる
続きを聴くのをやめる人が出てくる第二ポイント。
15で聞き慣れた曲に親近感を覚えて、もうちょっと聴こうかなという気にさせる。
16で再び笑い効果。あ、こいつらバカなんだと思わせる。
17でクールダウン。8〜16までの気持ちの清算を無理矢理させる。
もしくはここで本当にストップする人も多いだろう。
続きを聴くのをやめる人が出てくる第三ポイント。
18はとどめ。
最初から聴いていたリスナーの90%はここまででリタイアだろう。
爆笑してくれた人は相当CPJとの親和性が高い。
以上、ここまで続けて聴けたら、あとは#30どころか、この先100曲あっても最後まで聴いてくれる。
あれ?
おれ、リスナーをふるい落とすことを目的にこの曲順にしていたみたいだ。
いやーChaosやね、このアルバムは。
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クレジット見て、どんだけ〜ってインパクト勝負ONLY。
最後まで聴いた人、ホントに表彰するから手あげて。
俺とかだったら単純にリリース順で降順ソートとかにしそう。
なんだかんだいって自分自身がいちばんアルバム世代なんだなーと思うよ。